こんにちは。SUN&MOON 柳瀬更織です。
今回は、20代会社員の方から、こんなご相談をいただきました。
<お悩み>
今の職場に転職して5年。最近部署が変わったと同時に、新しい上司になりました。
その上司とは入社のころから顔見知りでしたが、今回の部署替えで初めて一緒に仕事をするようになりました。
そうしたらその上司から個人的に食事に誘われました。
一度だけ行ったのですが、口説かれてしまったので、2回目は断りました。
そしたら、急に態度が冷たくなり仕事がしにくくなりました。
どうしたらいいんでしょうか。(20代/会社員)
あらあら…困ったものですね。
上司の立場でありながら、一度目の食事の場で部下を口説くとは…よほど、上司は自分自身に自信があったのかもしれません。
2度目の誘いを断られるとは、思ってもいなかったのではないでしょうか。
上司の態度が冷たくなったのは「自尊心の傷つき」が混在しているように思います。
プライドが崩れて、すっかり震えている子犬のような臆病さを感じてなりません。
同時に、上司があなたを口説いたのは、軽い気持ちではなかったのではないかとも思います。
その反動で、断られたあとのことまで想像しておらず、あなたに対して「どうしていいのかわからない」という感情があるのではないでしょうか。

今、上司の自尊心は傷つき、怯え、あなたに対して適切に振る舞う事が出来ずにいます。
上司としての面子が立たず、あなたにどう思われてしまったのか気になって仕方ないはずです。
でも、そんなビクビクした気持ちを悟られないように、態度をツンケンさせることで自分を守ろうとしています。
まずは、上司が冷たい態度であろうと、あなたは粛々といつも通りに仕事をこなし、いつも通りの雰囲気を積み重ねていきましょう。
冷たい態度に反応して、あなたも上司を避けるような態度をしてしまうと、ますます状況が悪化します。
あなた自身は「仕事上での上司」を尊重し、仕事の指導者に対する礼儀を一貫していきましょう。
例えば、上司に仕事のお伺いを立てて指示に正確に従う、仕事の相談をする、「お疲れ様でした」と上司の働きを敬うなど。
あなたが、上司に礼儀を通すことで、上司は「上司の立場」を守ることが出来ます。
そのうちに、上司を傷ついた自尊心も和らいでいくことでしょう。

なぜ、冷たい態度をする上司に礼儀を通さなければならないのか?
なんだか理不尽で、ちょっぴり悔しい気持ちになるかもしれません。
でも、社会的立場が上だからといって、人間性も上であるとは限らないのです。
残念なことですが、それが現実。
今回の上司は、立場が上司というだけで、人間性は少し幼さを持っていたということです。
でも、人は必ず成長します。
上司も、いつまでも今の態度のままで過ごしていて良いとは思っていないはず。
でも、幼さから脱出するチャンスを掴めないまま、現在に至っているのかもしれません。
あなたが上司に礼儀を通すことは、上司にとって幼さから脱出するチャンスなのです。
仕事とプライベートを混同して態度を変えてしまう上司より、口説かれた事実はさておき、仕事として上司への筋を通すあなたの方が、ずっと精神的に大人です。
ここは、精神的に大人であるあなたが、広い視野を持って上司に関わっていきましょうね。
仕事の悩み「上司からアプローチ…仕事がしにくくなりました」