不安なあなたへ・・・占い師 柳瀬更織の心の道しるべ

心の悩み「ひねくれた性格を何とかしたいです」

こんにちは。SUN&MOON 柳瀬更織です。
今回は、20代会社員の方から、こんなご相談をいただきました。
<お悩み>
昔からひねくれた性格で、素直になれないのが悩みです。例えば友達に髪形や洋服を褒められたりした時など、何か裏があるのではないかと思ってしまいます。私なんかが可愛いなんて言われるわけないと思ってしまうんです。上司に褒められても、私のためというよりも、部下を褒めて自分が昇進するためだろうと思ってしまいます。これではダメだとわかっているのですが、人の言葉をどう信じていいのかわかりません。
(20代/会社員)
 
あなたの苦悩には「相手を信じられない」という不信感の奥に、「自分を信じられない」という根源があるようですね。
相手から褒められても「そんなわけがない」「何か裏があるに違いない」と咄嗟に思ってしまうのは、「自分は褒められる価値がない」と、思い込んでいるのではないでしょうか?
 
分かりやすいように、とても極端なアドバイスをしますね。
素直な自分になるために必要なことは、2つだけです。
 
『相手を信じる必要はありません』
『自分を信じて下さい』
 
「相手を信じる」という作業は、とても曖昧なものです。
今回のように、相手が褒めてくれたとしても、言葉の真偽は本人にしか分からず、確かめようもありません。
本当かもしれませんし、嘘なのかもしれません。
どちらでもない場合もあります。
そんな曖昧なことを「信じなさい」なんて言われても無理ですよね。
あなたが、相手の言葉の真偽を考えて悩むことは、出口の無い迷路に迷い込むのと同じ。
答えは出ないのです。
だから、相手を信じる必要はありません。
 
ただ、相手が褒め言葉を言ってくれたのなら、何も考えずに「ありがとう」とだけ、言っておきましょう。
「ありがとう」が本心じゃなくても良いのです。感謝したフリで構わないのですよ。
人間関係を円滑にするためのスキルです。
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一方で「自分を信じる」ことは、「相手を信じる」より遥かに明確です。
試しに、自分で自分のことを褒めてみて下さい。
自分を褒め称える言葉を並べてみると、その言葉が本物であるかどうかは、すぐに分かります。
どれが嘘で、どれが本物か…自分の気持ちの真偽は自分が一番理解していますから、本物以外の言葉は、受け取るフリさえも出来ません。
相手の言葉に感謝するフリは出来ても、自分の言葉に感謝するフリは出来ないのです。
 
今、あなたが取り組むべきは「自分を信じる」という作業です。
自分を信じるには、自分の長所を認めることが最も重要です。
 
自分で自分を本当に褒めることが出来る部分だけを書き出してみましょう。
書き出せたら、それは偽りなく、あなたが自信を持つべき素晴らしい「長所」です。
 
もし、褒める部分がひとつも書き出せないようでしたら
自分で自分の「嫌な部分」を書き出してみましょう。
 
褒めることが出来る部分を「長所」とするなら、嫌な部分は「短所」です。
長所と短所は、全く同一のもの。
長所は短所であり、短所は長所ですから、自分の嫌な部分が何個でも書き出せるようなら、あなたはそれだけの「長所」を持っていることになります。
 
今回のお悩みにもある「ひねくれている」「素直じゃない」という部分を例にしてみましょう。
 
「ひねくれている」というのは、短所になりえます。
しかし、長所で見ると「ひねりがある」ということです。
物事を単調に受け取るのではなく、違う角度から物事を捉える力があるのです。
 
「素直じゃない」というのも、短所であり長所です。
素直じゃない人は、疑り深い一面を持っていますが、それは「慎重」であると言えます。
慎重であるからこそ、堅実であり謙虚でもいられます。
 
ひねりの発想を持ち、慎重派な人は、目の前の現象をストレートに受け取る前に「ちょっと待てよ…」と思考モードに入ります。
例えば、容姿端麗な人を見ても表面的な美しさに惑わされず、この人の本当の性格を知らない限りは「美しい」という評価を簡単には下さないでしょう。
そういう意味では、その場に合わせた雰囲気で取り繕ったような嘘はめったにつかない「正直者」です。
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ご自身の持っている性質に自信を持ちましょう。
自分を信じることが可能になると、相手のどんな言葉も、否定的に捉えることは無くなります。
だからといって、肯定的に捉える必要もありません。
相手の言葉は、相手の思いであり、自分と切り離してフラットに受け取ることが出来ます。
 
例えば、友達に「可愛い」と言われた時。
「なるほど、この人には、可愛く見えるんだなぁ…」と、相手の思いを否定せず、客観的に聞くことが出来ますよ。
もちろん「ありがとう」とだけは、言っておきましょうね。
 
そのうちに、相手の褒め言葉を「嬉しいなぁ」と、ストレートに受け取ることもあるかもしれません。
まずは、ご自身の良さ、ご自身の素晴らしい長所を受け入れ認めて行きましょう。
 
でも…あなたは、本当は「素直な人」だと、私は思います。
素直になりたいのに、素直になれない。
そんな自分を「知っている」ということは、あなたに「素直さ」の素質が備わっている証拠です。
本物のひねくれ者、本当に素直じゃない人物は、自分自身のことを知りませんから…ね。
 

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